日常生活における様々な行動によって、肉体的に疲労が溜まってきたり、精神的もストレスが溜まってきたりしてしまい、これらを放置し続けてしまうと、自律神経にも悪影響を及ぼし、自律神経失調症を引き起こすことがあります。
近年は、パソコンや携帯などの普及により、日常生活において目を酷使する機械が増えて、眼精疲労をはじめ、様々な症状に悩まされている方も増えてきているのが現状です。
通常は、きちんと休息を取れば症状は回復してくるのですが、場合によってはなかなか治まらずに、長時間目の疲れが続く場合があります。
このような長時間経っても目の疲れが取れない症状を眼精疲労と言います。
肩こりや首こり、目のぼやけ・痛み・充血、頭痛、めまい、吐き気などの症状が、十分に休息しても治らない場合は、眼精疲労の可能性があります。
目のぼやけ・痛み・充血などの目の疲労だけでなく、肩こりや首こり、頭痛、めまい、吐き気などの目以外の部分に悪影響が現れるのが、眼精疲労の特徴と言えます。
この眼精疲労の怖いところは、目の疲労をかばおうとして無理な姿勢や行動をとったりするので、支えている他の部分に負荷が掛かってしまうのです。
例えば、元々は視力が良かったのに仕事でパソコンを毎日長時間使用することで視力が下がり、この視力低下で画面の文字が見にくいので、ずっと前かがみになってしまいます。
そして、ずっと悪い姿勢で固まったままだと、仕事を終えた後に肩こりをはじめ、首や背中の筋肉痛などにもなります。
この肩こりなどの筋肉痛が治らずにずっと続くと眼精疲労になるのですね。
眼精疲労には、様々な原因が関係していると言われていますが、自分の生活習慣をきちんと把握して、原因を取り除く対策をすることによって眼精疲労を改善させることができます。
ですから、眼精疲労を改善するためにも、少しでも目に負担が掛かることは避けるようにして、今まで悩まされていた眼精疲労からおさらばしましょう。