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16.耳鳴りの治療方法

病院などで教えてもらって、耳鳴りの症状と原因を理解できたならば、今度は、自分の耳鳴りの状態を把握して、その状態に合った治療方法を選ぶ必要があります。

耳鳴りには、様々な体の病が関係していて個人の病状によって耳鳴り治療法も違います。

自分で勝手な判断をしてしまい、間違った対策方法や治療方法をしてしまうことで、せっかく治る軽度の耳鳴りも悪化させてしまいかねません。

ですから、まずは病院の耳鼻科に行って自分の耳の状態を診察してもらって、きちんと把握しておくことが重要で、適切な耳鳴り解消法を選択することが可能になります。

最近では薬を使用した耳鳴り回復させる方法も少しずつ広まってきました。

例えば、ビタミンB12を補給することができるメチコバールという薬があります。

メチコバールを服用することで摂取することが出来るビタミン12という栄養素は、血液を作るのに必要となってくる栄養素で細胞や末梢神経を活性化する作用があります。

ですから、妊娠中でも特に妊娠初期に子宮内の胎児にたくさんの血液を送り続ける妊婦さんや糖尿病などで末梢神経障害が起きている方には大切な栄養素だとも言えます。

もちろん、耳鳴りにも効果的だし副作用がほとんどないことから安心です。

また、耳鳴り予防サプリとして蜂の子サプリが有名で耳鳴りを抑制してくれます。

さらに耳鳴り予防方法として漢方薬を服用することも耳鳴りに効果があると言われていますが、中には、副作用がある漢方薬もあるので必ず医師と相談してから使用しましょう。

原因がつかみにくい耳鳴りという病状は、完璧な対処法というものも判断しにくいので、耳鳴りが悪化してしまわないためにも、すぐに病院へ行くことをおすすめします。

病院で診てもらうことで、耳鳴り以外の自律神経失調症に関わる症状も見つけることができるかもしれません。

根気強く耳鳴り治療法を続けていれば、治らない病ではないので少しずつ治していきましょう。

15.耳鳴りの対策方法

自律神経失調症における病状の中でも、耳鳴りは自分自身では気付くことができないので、耳の調子がおかしいと感じた時は、いつも意識して症状を確認しておく必要があり、耳鳴り特有の耳の症状が現れたら、病院などで教わった対策方法を取り入れるべきです。

耳鳴りには、正常な耳の状態とは聞こえ方が違い、何か違和感を感じるはずです。

基本的な耳鳴りの特徴としては、高い音が聞こえてきくることがわかっています。

健康な場合に聞こえる生理的耳鳴りの場合は、「キーン」という飛行機が横切った時に似ていて、この耳鳴りは一時的なものに過ぎず、ずっと聞こえているわけではありません。

逆に、病的耳鳴りの場合は、耳鳴りが絶えず聞こえ続けているのが特徴です。

ですから、耳鳴り対策を日頃から実践し続けることが重要になってくるのです。

簡単な耳鳴り対策としては、耳鳴りを解消するためのつぼを押してあげることです。

つぼというものは、元々鍼灸治療などで用いられていた方法で、つぼを押した時の反応を見て患者の病状を把握できる上に、病状を回復させる作用もあります。

整体は体のゆがみを矯正することが出来るので、腰痛などの体のバランスの崩れも関係している耳鳴りを治すのには効果的な治療だと思われます。

ゆがみというと歯の噛み合わせが悪かったり、虫歯によって耳鳴りを感じる場合もあれば、血液の流れが悪くなる貧血状態の場合でも耳鳴りが聞こえてきてしまいます。

原因がわからない部分が多い耳鳴りは、治すための確実な方法というものもわかりにくいです。

いまだに原因がつかめずに、耳鳴りに苦しみながら生活し続けている方も多いようです。

耳が命とも言える歌手の方も、過去にたくさんの有名な方が耳鳴りの症状に悩まされ、中には聞こえなくなった状態で、片耳だけで音程を取って活動し続けている方もいて、大変驚かされました。

しかし、無理をしてそのまま放置してしまうと、後で取り返しがつかない重症になる恐れがあるので、きちんと対処して改善する方がいいと思います。

14.耳鳴りの原因

耳鳴りを発症した時の症状を理解したことで、最低限の耳鳴りの症状を判断することができ、できるだけ早く改善することにつながります。

そして、きちんと耳鳴りの病状を治すならば、まずは耳鳴りを発症した原因を把握する必要があり、原因がわかれば適した治療方法を選ぶことも可能になります。

生理的耳鳴りならばなんら問題がありませんが、病的耳鳴りだと改善させる必要があり、耳の病気から引き起こされるという特徴がありました。

それでは、耳鳴りの原因のひとつでもある耳の病気について主なものを見ていきたいと思います。

年を取るにつれて聞こえなくなるのも難聴と言いますが、最近は若い世代にも難聴になっていて、外部から入ってきた音を伝える器官の異常によって起こる伝音性難聴と伝えられた音を感じ取る器官の異常によって起こる感音性難聴の2つに分けることができます。

また、耳鳴りを引き起こす難聴の中には、突発性難聴というものもあり場合によっては完全に耳が聞こえなくなる恐れもある病です。

この病の原因ははっきり解明されていないようですが、過度の疲労やストレスなどが関係しているのではないかとも言われています。

人気歌手の浜崎あゆみさんなどが、この突発性難聴によって耳が聞こえなくなったのは有名です。

中耳炎は、中耳に細菌などが感染することで炎症を引き起こす病で激しい痛みに襲われ、きちんと対応しないと慢性化してしまう場合もあるので注意が必要です。

他にもたくさん耳鳴りの原因になるものもありますが、少しでも耳鳴りを感じたら耳鼻科に行ってすぐに検査してもらいましょう。

さらに、病的耳鳴りには耳以外の病気から引き起こされるものもあることがわかっています。

耳以外の病気としては、動脈硬化、高血圧、脳梗塞なども耳鳴りの原因になるので気を付けましょう。

自分は単なるいつもの耳鳴りだと思っていても、実際にはかなり重度の耳鳴りかもしれません。

少しでも耳の調子がおかしいと感じたならば、一度専門医に相談した方がいいでしょう。

13.耳鳴りの症状

自律神経失調症にも関係している耳鳴りは、耳だけに症状が出るだけでなく、耳と神経がつながっている部分においても悪影響を及ぼすことがよくあります。

自律神経失調症では、様々な症状を引き起こしてしまうのですが、その中の症状に耳鳴りも含まれていて、耳鳴りが発症してしまい悪化させるとさらに、体調を悪化させてしまい次の病状を併発してしまうのです。

耳鳴りという症状は、健康な方でも日頃の疲労の蓄積によって起こったりもしますし、他の病気から進行して耳鳴りになる場合もあるので、耳鳴りの種類の見極め大切です。

この耳鳴りの種類についてひとつずつ確認していきたいと思います。

まず耳鳴りには、自覚的耳鳴りいうものがあり、これは、本人だけしか聞こえていない耳鳴りです。

耳鳴りの大半の方がこの自覚的耳鳴りで、他の人にその耳鳴りが聞こえないので原因がつかめず、今現在では、的確な治療法がないようです。

実際に本人には、セミの鳴き声のような耳鳴りが聞こえていると言われています。

次の耳鳴りは、他覚的耳鳴りというもので、自分だけでなくて他の人も聞くことできる耳鳴りです。

この耳鳴りの原因は、脈拍の振動からくるもので比較的低音の耳鳴りが聞こえてきます。

また、生理的耳鳴りというものもあり、これが健康な方に起こる耳鳴りであって、静かな場所にいる時に聞こえる耳鳴りです。

誰にでも起こる現象であって別に気にする必要はありません。

そして、最も厄介なのが病的耳鳴りというもので、他の病気が進行して引き起こる耳鳴りです。

主に中耳から内耳にかけての異常が原因で、難聴、頭痛、吐き気が原因で起こる場合があります。

病気から引き起こされる場合には、きちんとした対応をしないと症状がなかなか治らずに、いつまでも苦しむことになってしまうので注意する必要があります。

自律神経失調症と同様に、なかなか自分自身では耳鳴りの病状は判断しにくいので、必ず病院へ行って診てもらいましょう。

12.耳鳴りとは

耳鳴りというとあまり深刻に考える方は少ないかもしれませんが、実は、意外にも私たちの体の様々な病状と関わりがあることがわかっています。

この耳鳴りも自律神経失調症の病状の一つで他の病状が引き金となって発症してしまい、微妙な症状の場合はなかなか耳鳴りと判断しづらいということもあります。

普段何気なく生活している時でも耳鳴りというものは起きるものなのですが、近年は、生活習慣の乱れや日頃のストレスの影響などで耳鳴りに苦しんでいる方は、少しずつ増えてきていると言われています。

耳鳴りに苦しんでいる方は、全体の約2割程度と言われているのですが、基本的には高齢者、特に60歳以上の方によく見られるそうですし、常に耳鳴りが聞こえているような感覚に陥っている方もいるようです。

しかし、このところ若い世代にも耳鳴りで苦しむ方が出てきているようです。

耳鳴りは、外部から耳に入ってくる音とは違う音が頭の中で鳴っている状態のことで、他の病状から進行したりするので、その場合は注意が必要です。

つまり、健康な方でも日頃の疲れなどから耳鳴りが聞こえてくる場合がありますし、他の病状が進行して耳鳴りが聞こえてくる場合などがあることがわかっているので、耳鳴りの種類を見極めることが重要になります。

体の筋肉が緊張状態にある肩こりや腰痛などの場合も、体のバランスが崩れていることから疲労が蓄積されてしまい、その疲労が耳の神経に耳鳴りなどの悪影響をもたらします。

また、耳に近い顎の状態も関係していて顎関節の位置がずれてしまい動きが悪くなると、顎関節症という状態になり血流も悪くなってしまい耳鳴り、めまい、吐き気などを起こします。

さらに、耳鳴りは肉体的疲労だけでなく精神的疲労からもなりやすいといわれていて、ホルモンバランスの崩れからくる自律神経失調症も耳の器官に影響するようです。

毎日の生活習慣を見直して、耳鳴り対策を行うことで解消することも大切です。