15.耳鳴りの対策方法

自律神経失調症における病状の中でも、耳鳴りは自分自身では気付くことができないので、耳の調子がおかしいと感じた時は、いつも意識して症状を確認しておく必要があり、耳鳴り特有の耳の症状が現れたら、病院などで教わった対策方法を取り入れるべきです。

耳鳴りには、正常な耳の状態とは聞こえ方が違い、何か違和感を感じるはずです。

基本的な耳鳴りの特徴としては、高い音が聞こえてきくることがわかっています。

健康な場合に聞こえる生理的耳鳴りの場合は、「キーン」という飛行機が横切った時に似ていて、この耳鳴りは一時的なものに過ぎず、ずっと聞こえているわけではありません。

逆に、病的耳鳴りの場合は、耳鳴りが絶えず聞こえ続けているのが特徴です。

ですから、耳鳴り対策を日頃から実践し続けることが重要になってくるのです。

簡単な耳鳴り対策としては、耳鳴りを解消するためのつぼを押してあげることです。

つぼというものは、元々鍼灸治療などで用いられていた方法で、つぼを押した時の反応を見て患者の病状を把握できる上に、病状を回復させる作用もあります。

整体は体のゆがみを矯正することが出来るので、腰痛などの体のバランスの崩れも関係している耳鳴りを治すのには効果的な治療だと思われます。

ゆがみというと歯の噛み合わせが悪かったり、虫歯によって耳鳴りを感じる場合もあれば、血液の流れが悪くなる貧血状態の場合でも耳鳴りが聞こえてきてしまいます。

原因がわからない部分が多い耳鳴りは、治すための確実な方法というものもわかりにくいです。

いまだに原因がつかめずに、耳鳴りに苦しみながら生活し続けている方も多いようです。

耳が命とも言える歌手の方も、過去にたくさんの有名な方が耳鳴りの症状に悩まされ、中には聞こえなくなった状態で、片耳だけで音程を取って活動し続けている方もいて、大変驚かされました。

しかし、無理をしてそのまま放置してしまうと、後で取り返しがつかない重症になる恐れがあるので、きちんと対処して改善する方がいいと思います。

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