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11.眼精疲労予防方法

近年の生活環境では、仕事などでも目を酷使する機会が多くなっていることから、知らないうちに眼精疲労が進行してしまっている方がたくさんいます。

自律神経のバランスが崩れて自律神経失調症になっていることに気付かないのと同じように、ある程度の目の疲れでは、いつものことと思ってしまい悪化するまで気付かないことがあります。

ですから、眼精疲労になる前に日頃から気を付けて予防しておく必要があります。

ストレスも眼精疲労の引き起こす要因のひとつで、過度のストレスを溜め込んでしまうと、自律神経のバランスが崩れて、体内の機能が正常に働かなくなります。

この自律神経のバランスが崩れた状態を自律神経失調症と言い、この時の体は緊張状態に陥るので、血液の流れが悪くなり、目に栄養が届きにくくなってしまい、眼精疲労になってしまいます。

ストレスを軽減させるために、休息・スポーツ・趣味などで気分転換することも大事なことです。

他にも、眼精疲労を引き起こす要因となるものはありますが、眼精疲労になってしまう前に、きちんと予防策を取らないとあとで取り返しのきかない重症にもなりかねません。

眼精疲労対策として、目を動かしたり、マッサージしたりして眼球の筋肉はもちろん、目の周辺の筋肉も緊張状態からほぐしてあげる必要があります。

近くのものは見ずに遠くの方を見るようにして、上下左右に十番に眼球も動かしてみましょう。

また、目の周辺にはいくつもツボが存在するので、目の周りを指の腹で軽く押すようにすると眼精疲労を少しずつ取り除くことが出来ると思います。

冷やしたタオルなどを目の上に乗せて冷やすことも眼精疲労には良いと思いますし、眼精疲労グッズというものも販売されていて、目の血液の流れをよくするアイマスクなどもあり、睡眠時に改善させることが可能です。

さらに、ブルーベリーには、アントシアニンという成分がたくさん含まれていて目の周辺の毛細血管の働きを活発にしてくれるので栄養分がたくさん送り込まれて眼精疲労を改善させることができます。

ですから、眼精疲労にならないようにするためには、毎日の食事やサプリなどの健康食品からたくさんのブルーベリーを摂取しましょう。

10.眼精疲労の原因

自律神経失調症の病状でもある眼精疲労と言っても何も目だけの症状だけでなく、様々な病状と関係していることから、次々と新たに病状を発症してしまう場合があるので、なかなか目の疲労が取れない時は、医者に診てもらって早急に対処しなければなりません。

眼精疲労になるには、それなりに原因があるはずなので、自分自身の毎日の生活を見直して、できるだけ目に負担を掛けるの避ける必要があります。

では、一体眼精疲労を引き起こす原因には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

まず最初の眼精疲労の原因は、近視、遠視、乱視などの屈折異常という状態になった時です。

近視、遠視、乱視などの屈折異常は、眼球内部にある網膜にピントを合わせようとしますが、この時に、ピント調節役の毛様体という筋肉に常に力を入れて緊張状態が続き眼精疲労になります。

老眼も毛様体の働きが弱まってしまうことから眼精疲労を引き起こしやすくなります。

また、両目の視線が一致せずに左右の目が別の方向に向いてしまう状態の斜視・斜位も眼精疲労になりやすいと言われています。

そして、自分の視力に合っていないメガネやコンタクトレンズを使用し続けることでも眼精疲労になるので、見えにくいと感じたならば無理に使用し続けないことです。

その場合は、病院の眼科に行って診てもらい、自分の目に合ったメガネやコンタクトレンズに換えて、毎日の眼精疲労対処法なども指導してもらうことで目の疲れを解消するようにしましょう。

場合によっては、治療を行わないといけませんが、他に悪影響が出る可能性があることを思えば、早めに、手を打っておいた方がいいと思います。

ドライアイも眼精疲労の要因のひとつで、目薬をいつも携帯しておくことをおすすめします。

さらに、日頃から目に良い成分が含まれているサプリメントを服用することでも、
眼精疲労のケアをすることができます。

自律神経失調症の中でも、他の様々な病状も一緒に引き起こしてしまう恐れがあるので面倒とは思わずにきちんと治すようにしましょう。

9.眼精疲労とは

日常生活における様々な行動によって、肉体的に疲労が溜まってきたり、精神的もストレスが溜まってきたりしてしまい、これらを放置し続けてしまうと、自律神経にも悪影響を及ぼし、自律神経失調症を引き起こすことがあります。

近年は、パソコンや携帯などの普及により、日常生活において目を酷使する機械が増えて、眼精疲労をはじめ、様々な症状に悩まされている方も増えてきているのが現状です。

通常は、きちんと休息を取れば症状は回復してくるのですが、場合によってはなかなか治まらずに、長時間目の疲れが続く場合があります。

このような長時間経っても目の疲れが取れない症状を眼精疲労と言います。

肩こりや首こり、目のぼやけ・痛み・充血、頭痛、めまい、吐き気などの症状が、十分に休息しても治らない場合は、眼精疲労の可能性があります。

目のぼやけ・痛み・充血などの目の疲労だけでなく、肩こりや首こり、頭痛、めまい、吐き気などの目以外の部分に悪影響が現れるのが、眼精疲労の特徴と言えます。

この眼精疲労の怖いところは、目の疲労をかばおうとして無理な姿勢や行動をとったりするので、支えている他の部分に負荷が掛かってしまうのです。

例えば、元々は視力が良かったのに仕事でパソコンを毎日長時間使用することで視力が下がり、この視力低下で画面の文字が見にくいので、ずっと前かがみになってしまいます。

そして、ずっと悪い姿勢で固まったままだと、仕事を終えた後に肩こりをはじめ、首や背中の筋肉痛などにもなります。

この肩こりなどの筋肉痛が治らずにずっと続くと眼精疲労になるのですね。

眼精疲労には、様々な原因が関係していると言われていますが、自分の生活習慣をきちんと把握して、原因を取り除く対策をすることによって眼精疲労を改善させることができます。

ですから、眼精疲労を改善するためにも、少しでも目に負担が掛かることは避けるようにして、今まで悩まされていた眼精疲労からおさらばしましょう。