10.眼精疲労の原因

自律神経失調症の病状でもある眼精疲労と言っても何も目だけの症状だけでなく、様々な病状と関係していることから、次々と新たに病状を発症してしまう場合があるので、なかなか目の疲労が取れない時は、医者に診てもらって早急に対処しなければなりません。

眼精疲労になるには、それなりに原因があるはずなので、自分自身の毎日の生活を見直して、できるだけ目に負担を掛けるの避ける必要があります。

では、一体眼精疲労を引き起こす原因には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

まず最初の眼精疲労の原因は、近視、遠視、乱視などの屈折異常という状態になった時です。

近視、遠視、乱視などの屈折異常は、眼球内部にある網膜にピントを合わせようとしますが、この時に、ピント調節役の毛様体という筋肉に常に力を入れて緊張状態が続き眼精疲労になります。

老眼も毛様体の働きが弱まってしまうことから眼精疲労を引き起こしやすくなります。

また、両目の視線が一致せずに左右の目が別の方向に向いてしまう状態の斜視・斜位も眼精疲労になりやすいと言われています。

そして、自分の視力に合っていないメガネやコンタクトレンズを使用し続けることでも眼精疲労になるので、見えにくいと感じたならば無理に使用し続けないことです。

その場合は、病院の眼科に行って診てもらい、自分の目に合ったメガネやコンタクトレンズに換えて、毎日の眼精疲労対処法なども指導してもらうことで目の疲れを解消するようにしましょう。

場合によっては、治療を行わないといけませんが、他に悪影響が出る可能性があることを思えば、早めに、手を打っておいた方がいいと思います。

ドライアイも眼精疲労の要因のひとつで、目薬をいつも携帯しておくことをおすすめします。

さらに、日頃から目に良い成分が含まれているサプリメントを服用することでも、
眼精疲労のケアをすることができます。

自律神経失調症の中でも、他の様々な病状も一緒に引き起こしてしまう恐れがあるので面倒とは思わずにきちんと治すようにしましょう。

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