1.自律神経失調症とは

自律神経が正常に機能しなくなるのが自律神経失調症という状態ですが、実は、自律神経というものは2つの神経から成り立っていることがわかっています。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つの神経のバランスが崩れた時、自律神経失調症という状態になるのです。

昼間の起きている時は、からだの機能を活発にさせる交感神経が働き、夜間の寝ている時は、からだの機能をゆっくりと休ませる副交感神経が働きます。

自律神経失調症の症状は、頭痛、微熱、肩こり、腰痛、腹痛、不整脈、冷え性、息切れ、耳鳴り、動悸、めまい、吐き気、高血圧などがあります。

また、自律神経失調症は、体内のホルモンバランスも関係していると言われていて、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れることで自律神経失調症になってしまいます。

この自律神経には、細かく分けて見ていくと4つのタイプに分けることができます。

自律神経失調症には、生まれつきなりやすい体質の本能型自律神経失調症、精神的に過敏な方が、ちょっとしたことで落ち込んだり気になったりする神経型自律神経失調症、周りに合わせようとして気にして何でも無理に引き受けてしまう心身型自律神経失調症、ものすごく真面目で、責任感が強い性格の方がストレスを溜め込み抑うつ型自律神経失調症という4種類に分類することができます。

このように、自律神経失調症は、人間の体の機能を正常に機能できなくなってしまい、様々な症状が見られるのも自律神経失調症の特徴です。

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